職務経歴書で差がつく!“書けない”を“伝わる”に変える5つのコツ

「職務経歴書がうまく書けない」「何をアピールすればいいのかわからない」
そんな声をよく耳にします。
でも、ほんの少しの工夫で“伝わる”職務経歴書に変えることができます。
今回は、採用担当者の目に留まる書き方のコツを5つにまとめて紹介します。
1. 結論から書く「構成」で読みやすく
職務経歴書は文章の上手さよりも、読みやすさと構成力が大切です。
採用担当者は1人あたり数十枚の書類をチェックするため、最初の数行で印象が決まります。
ポイントは「結論→詳細→成果」の順にまとめること。
たとえば「○○業務を担当し、売上前年比120%を達成」というように、成果や得意分野を最初に示すと効果的です。
数字や実績がない場合も、「業務改善に取り組んだ」「お客様対応で高評価を得た」など、具体的な行動を入れましょう。
2. “仕事内容”ではなく“成果と工夫”を書く
多くの人がやってしまうのが、「やってきたこと」だけを羅列する書き方です。
採用担当者が知りたいのは“どんな成果を出し、どんな工夫をしたか”。
たとえば──
✗:電話対応や受発注業務を担当
〇:受発注業務の手順を見直し、処理時間を20%短縮
成果が数字で出せない場合も、「お客様から感謝の声をもらった」「チームの新人教育を担当した」など、信頼を得た経験を具体的に書くと伝わります。
3. 強みは「具体的な行動」で見せる
「責任感があります」「コミュニケーション能力があります」などの抽象的な表現だけでは、印象に残りません。
強みを伝えるときは、“その強みが現れたエピソード”を一緒に書くのがポイントです。
たとえば──
「納期が厳しい案件でも最後までやり遂げた」「チーム内での調整役としてプロジェクトを円滑に進めた」など。
読み手が「この人は実際に行動できる」とイメージできる書き方を心がけましょう。
4. 見た目の整え方で印象アップ
内容が良くても、見づらい職務経歴書は読まれにくくなります。
フォーマットを整え、1ページに収まる読みやすさを意識しましょう。
– 見出し・日付・役職などはそろえて配置
– 箇条書きを使い、文章を短く区切る
– 重要なキーワードは太字で強調
– 無理に詰め込みすぎず、余白を残す
「きれいに整理された書類=仕事も丁寧そう」という印象を与えます。
5. 第三者の視点でチェックする
自分で書いていると、どうしても主観的になりがちです。
書き終えたら一度、第三者の視点で読み返すことをおすすめします。
家族や友人に読んでもらうのも良いですが、客観的な意見が欲しい場合は、転職サポーターに添削を依頼しましょう。
はたらくDBの専属サポーターは、企業の採用目線で「伝わる表現」や「印象に残る構成」をアドバイスしてくれます。
まとめ
職務経歴書は、過去を並べる書類ではなく、“未来の可能性”を伝えるツールです。
あなたがどんな経験を積み、これからどんな成長を目指しているのかを、読み手にイメージさせることが大切です。
はたらくDBでは、職務経歴書の添削やプロフィール作成のサポートを無料で行っています。
「書けない」から「伝わる」へ――あなたのキャリアを、一緒に形にしていきましょう。





